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医師の仕事は、患者様の症状改善の手助け。治療に前向きになっていただける診療を目指します
整形外科の分野でオールラウンドに対応していきたいと思い、幅広い知識を身につけました。患者様の症状改善にお力添えできるよう、様々な治療法を患者様と一緒に検討しながら治療を進めてまいります。
整形外科を専門にしたきっかけ
スポーツでけがをした経験や大学時代の医局の雰囲気から整形外科を選択
整形外科の医師を志すようになったきっかけは、学生時代のときにスポーツでよくけがをしたことや、奈良県立医科大学の整形外科が活気があって、雰囲気のいい医局だったことが影響していると思います。
勤務医時代は、来院された様々な症状の患者様に対応できる医師を目指し、整形外科の分野を幅広く診療できる知識を身につけました。オールラウンドに対応しますが、特にひざの症状には注力しています。
診療のモットー
様々な治療法を提案し、患者様と一緒に治療の仕方を考えていきます。
私たち医師の仕事は、あくまで手術や注射などで症状の改善を「手助け」することですので、まずは患者様ご自身が治療に前向きになることが大事だと考えています。痛みを緩和するためには継続的に体操をしていただくなど、ご本人の努力が必要になることも多くありますが、治療の選択肢を提案し、一緒に検討しながら症状改善を目指すことをモットーにしています。
治療をスムーズに進めるには、患者様ご自身が症状を理解することも大切です。そのため、例えば、「転位」などの医療用語は使わず「骨がずれていますね」というように、分かりやすい言葉で説明します。また、注射を行うときは細い注射針を使用するなど、患者様の苦痛をできるだけ軽減できるよう努めています。
湿潤療法について
褥瘡の治療に携わっていたとき知った湿潤療法を治療に取り入れています。
済生会御所病院で褥瘡(床ずれ)の対策委員長をしていたときの上司が「面白いサイトがある」と見せてくれたのが湿潤療法に関するページでした。治療に取り入れてみると、消毒やガーゼを使うよりも傷跡が目立ちにくかったので、今でも採用しています。最近はドラッグストアなどで関連した商品が普及していることもあり、お子様がけがをしたときに、湿潤療法に対応しているところを探して来られる方もいます。
治療に際しては、症例が載っているサイトなどを使って、どれくらいの改善が見込めるかなどを説明いたします。また、1日1回、水道水で水洗いして傷口を拭き、新しいものに貼り替えるなど、傷口の管理方法もアドバイスします。
院内の雰囲気について
白を基調とした明るい雰囲気で、患者様が気軽に受診しやすいよう工夫しています。
いかにも病院という佇まいだと、来院される方は緊張し、身構えてしまうかと思います。そのため、院内は白を基調にしたデザインに観葉植物を配置し、医療機関らしくない明るい雰囲気にし、リラックスして受診していただけるよう工夫しています。また、「いかにも病院」という空間にならないよう。診察室の中も、資料や模型などは棚にしまい、机の上がごちゃごちゃしないようにしています。
スタッフも明るくフレンドリーで、患者様が気兼ねなくお話しいただけるよう、日々努めています。
待ち時間に対する工夫
患者様をできるだけお待たせしないよう工夫しています。
痛みなどを抱えながら待つのは辛いかと思いますので、できる限り見落としのないよう丁寧に、かつ迅速に診察できるよう努めています。ただ、混雑状況などによっては、検査から診察までに多少時間がかかってしまうことはあります。そこで、一人の患者様の診察・検査を終えてから次の患者様をお呼びするのではなく、検査を受けていただいている間に次の患者様の診察を行うことで、待ち時間の短縮に努めています。