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リハビリテーション科
・頚・腰の牽引器
・筋肉のコリをほぐす低周波治療器
・マイクロ波治療器(温熱治療器)
・ウォーターベッド
等を用いて治療を行います。
骨粗しょう症
骨粗しょう症とは、「骨強度の低下によって骨の脆弱性が亢進し、骨折リスクが増大した疾患」と定義されています。
骨粗しょう症になると、足のつけ根や手首、腕のつけ根などに骨折が起こりやすくなります。特に足のつけ根の骨折が原因で、寝たきりになるケースが増えています。
原因は年齢による骨組織の老化に加えて、カルシウムの代謝や骨の新陳代謝を促すサイトカインという物質の過剰分泌を抑制するエストロゲンという女性ホルモンが分泌されなくなるため、骨の生成と骨からのカルシウム吸収のバランスがくずれて生じます。
変形性膝関節症
ひざに痛みをもたらす病気にはいろいろなものがありますが、そのなかでもっとも多いのは立ち上がるときや階段の昇り降りの際にひざの内側に痛みが生じる「変形性膝関節症」です。
変形性膝関節症は、中高年の肥満の方や中腰で仕事をしている方に多くみられ、生活習慣病の一つともいわれています。
関節軟骨の一部分に無理がかかり、関節が痛み、動きが悪くなります。治療には長い期間がかかります。
ヒアルロン酸製剤の関節内注入を要することがあります。
ロコモティブシンドローム(通称:ロコモ)
骨、関節、筋肉といった運動器の機能が加齢とともに衰えて、「立つ」「歩く」といった動作が困難となり、「要介護」や「寝たきり」になる、またはそのリスクが高い状態のことです。どこか1カ所でも機能が衰えて障害されると、体はうまく動きません。
ロコモを予防するためには3大疾病の治療を行うことはもちろん必要ですが、ロコモーショントレーニング(ロコトレ)もいいです。
五十肩(肩関節周囲炎)
五十肩は、中高年(40~50歳)に多く、肩が痛み、腕が上がらなくなるなどの肩関節の障害が出る病気です。肩の痛みと運動に障害があって、特定の原因のないものを五十肩と呼んでいます。肩関節周囲組織の炎症によるもので「肩関節周囲炎」ともいわれています。
原因は、肩周辺の筋肉や腱に年齢的な変化による摩擦や変性が生じることで、そこから痛みや炎症が始まります。
さらに痛みが続き強くなると、肩関節が思うように動かせなくなります。痛みがもっとひどくなると、ますます肩関節が動かしにくい状態になり、こうした悪循環が炎症と病変部を広げて、関節内外に癒着(ゆちゃく)を起こしてしまうこともあります。
女性に多い関節リウマチ(RA)
慢性関節リウマチとは、全身の関節、特に手足の関節が炎症を起こして腫れや痛みが生じ、関節を動かし始める時、特に朝起きた時の手足のこわばり、全身の倦怠感や発熱、しびれなどの症状が出る病気です。進行すると、関節の骨や軟骨が破壊されて関節が変形したり、機能障害を起こしたりします。2009年に圧痛(腫脹)関節数、血液反応、滑膜炎の持続期間をもとにした新しい診断(分類)基準が定められました。